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リアルHUG(3年生)を実施しました

6月6日(金)、6月13日(金)の2週に渡りリアルHUG( Hひなんじょ Uうんえい Gゲーム )を3年生が主体となり実施しました。1年生と地域の方々にも避難者として協力していただきながら、災害が起きた際の避難所運営を考え、実行に移しました。

計画を立てる段階で、松阪市の避難所運営マニュアルを調べたり、それをもとに運営リーダーたちは話し合いを重ねていましたが、明確にどのようなものを準備して、どのように指示を出し、動けば良いのか自信を持てないまま当日を迎えました。

1週目は計画通りに運営をすることができましたが、マンホールトイレの設置に時間がかかりすぎてしまったり、指揮系統があやふやになってしまって受付に戸惑ってしまったり、体育館内の誘導に人員を割きすぎていたなどのご指摘を松阪市防災課よりいただきました。

2週目は先週の指摘を念頭に置きながら取り組み、体育館内の誘導やレイアウトは改善されていましたが、電気が使えない状況で暑さをどう凌ぐのか、食糧の分配はどうするのかなどの新たな課題が提示され、今後の探究活動に向けて更に意欲が高まりました。

また、今回はお年寄りや目の不自由な人の体験ができるキットをお借りして、様々な視点から取り組むことができました。

準備はすればするほど良いが、いくら準備したからといって問題が起こらないわけではないので、常に非常時に対処できる意識をして動ける体制をつくっておくことが大切だと感じました。

今回のリアルHUGを通して自分たちの予想を超えた事象やトラブルがたくさんありました。今後の探究活動でさらに深めていけるよう研鑽に努めたいと思います。

 

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